クリスマス、大晦日については、家族が会えるよう「特別措置」を講じる方針を示しました。仮に、現在の一連の厳しい措置(12月10日24時まで)の延長を決定しても、クリスマスには一部緩和する必要があるという見方を示しました。来週には決定します。(その後、オルバーン首相が自身のFacebookで、12月7日に決定事項を発表すると明らかにしました。)
CATEGORY 毎日の見出し
今日の見出し(2020.12.01-02)
Fidesz重鎮でもあったサーィエル元欧州議員の不祥事が国内外で騒ぎになっています。日曜に突然辞職を発表。実は、その前々日の夜に、ブリュッセルでコロナ集会規制を破り乱交パーティに参加し、警察に摘発されたことが明らかに。オルバーン首相とポーランドのモラヴィエツキ首相が再び会談。EU次期中期予算(コロナ復興基金含む)を巡る交渉打開には、議長国ドイツが新たな提案をすべき、という考え。
今日の見出し(2020.11.27)
政府は来週にも、新型コロナウィルス予防ワクチンの接種希望者の事前登録システムを開始します。ワクチン関連では、ロシア保健大臣が本日、ブダペストを訪問。Sputnik Vワクチン製造工場に、ハンガリー専門家を招請。オルバーン首相はポーランドのモラヴィエツキ首相とブダペストで会談後、EU次期中期予算(コロナ復興基金含む)と「法の支配」紐づけには拒否を続けると表明。
今日の見出し(2020.11.26)
本日はポーランドのモラヴィエツキ首相がブダペストを訪問。オルバーン首相と会談します。EU次期中期予算(コロナ復興基金含む)への拒否や7条制裁回避で戦略をすり合わせると考えられます。政府は昨日の閣議で、現在のコロナ制限措置を維持すると決定。グヤーシュ首相府相によると、次回の見直しは来週水曜(12月2日)の閣議の予定。
今日の見出し(2020.11.30)
文化関連の政府コミッショナーが28日、ジョージ・ソロス氏をヒトラーとなぞらえ、「欧州はソロスのガス室」などとしたオプエド記事を投稿し、大きな波紋を呼びました。スィーヤールト―外務貿易相は本日は3か所で企業の投資事業および国からの補助金を発表。そのうち1社は、住友電工グループ傘下のSEWS-Components and Electronics Europe Kft.です。
今日の見出し(2020.11.25)
コロナ新規感染者数は3日連続で4000人を切りました。ただし、これには先週金曜から始まった福祉施設職員や教員の集団検査の結果は含まれていません。オルバーン首相が「欧州はソロスネットワークに屈してはならない」という長い記事を発表。外務省はウクライナ大使を召還。政府高官が入国を拒否されたため。ヴァルガ財務相によると、本年の成長率はマイナス6.4%の見通し。
今日の見出し(2020.11.24)
ハリウッド俳優ジョージ・クルーニー氏がオルバーン政権を批判したことが話題に。それに対してハンガリー政府は「ソロスの影響下」にあるという反応。政府コロナ経済対策本部は、キャッシュレス化など6項目を採択。
今日の見出し(2020.11.23)
オルバーン首相は本日、65歳以上専用の買い物時間を導入する旨発表。先週金曜から始まった特定分野の集団検査では、本日から1週間かけて学校教員、幼稚園・保育園保育士を集中的に検査します。対象は19.1万人ですが、検査は強制ではなく任意。バイデン氏が国務長官に指名するとされるブリンケン氏はハンガリー系。父は元ハンガリー大使。
今日の見出し(2020.11.20)
高齢者介護などの社会福祉施設、教育現場での集団コロナ検査が開始に。政府は、職員らを守ることの他に、これらの現場での感染割合を見るのも目的としました。合計37万人が対象になります。主要医科大学のセンメルヴェイス大学のメルケィ学長も、コロナ陽性が判明。一方、コロナに感染し隔離中だったスィーヤールト―外務貿易相は昨夕、2回のPCR陰性結果を経て復帰したことを発表。
今日の見出し(2020.11.19)
ハンガリーはこれまでに、英、米の製薬会社3社と新型コロナウィルス予防ワクチン合計1200万回分に関して予約注文を完了。EU次期中期予算からコロナ復興基金を切り離すオプションについて、グヤーシュ大臣は、理論的にはありえても、実際には難しいだろうとコメント。しかし、南欧らに一刻も早く資金を供給するために、復興基金を切り離し「法の支配」条件をつけない解決法があるなら、支持しうるとしました。
今日の見出し(2020.11.18)
明日、ロシアから新型コロナ予防ワクチンのサンプルがハンガリーに到着。これをハンガリー当局が試験し、効果や安全を見極めるとしています。オルバーン首相は、EU予算拒否権発動はEU条約で認められていると声明。また、ブリュッセルでは、移民反対の国は法治国家でないとみなされているとしました。
今日の見出し(2020.11.17)
ハンガリー商工会議所(MKIK)の会頭が、中小企業に対する地方税の2年間停止を提案。これまでは地方事業税としていましたが、今度は「すべて」の地方税としました。実現されれば地方自治体には壊滅的な打撃となります。国内非政府系メディアや野党らは、オルバーン政権が商工会議所を使って提案させていると疑心暗鬼になっています。
今日の見出し(2020.11.16)
EU大使会合では本日、EU予算と法の支配結び付けメカニズムについて特定多数決で承認。(ハンガリーとポーランドは拒否) しかし、全会一致が必要なコロナ経済復興基金を含む次期中期予算MFFでは合意できず(両国が拒否したため)。オルバーン首相は改めて、議長国ドイツや欧州委員長、欧州大統領に書簡を送付し、法の支配結び付けの予算は拒否すると伝えました。
今日の見出し(2020.11.13)
政府は、レストラン等のテイクアウトとホームデリバリーの付加価値税VATを、5%に軽減します。オルバーン首相は、法の支配問題で、EUでソビエト連邦をつくってはならないと訴えました。EURO2020欧州サッカープレーオフ決勝では、ハンガリーがアイスランド相手に逆転勝利し、本大会出場が決定。オルバーン首相もFacebookで早速「ブラボー!」と祝辞。そして、「勝つまで試合は続く」としました。