欧州議会最大会派EPPにおけるFidesz資格停止問題について、審査を行ってきた賢人会議が解散に。Fideszは現在も資格停止中。今後については不明です。コロナ禍の中でも競争力向上のために積極的に投資を行う企業に対して、投資総額の最大50%の補助金を給付するプログラムでは、本日、ブリヂストン子会社ら3社が決定に。
TAG EPPとフィデス
今日の見出し(2020.05.05)
オルバーン首相は4日、欧州議会最大会派EPPすべてのメンバー政党に書簡を送付。ハンガリーのコロナ危機対応法で、「首相に無制限の権力」など誤った情報を喧伝した人々に「謝罪」を要求。国会は本日、女性に対する暴力等防止条約(通称「イスタンブール条約」)の批准を拒否。財務省は5日、2020年の財政赤字をGDP比3.8%と上方修正したことを発表。
今日の見出し(2020.04.02)
政府(つまりオルバーン首相)に日数期限なしの大きな権限を付与したコロナ対応法に関して、ますます懸念や批判が高まっています。昨日はEU13か国が外交声明を発出し懸念表明(ハンガリーのことを名指ししているわけではないものの、明らか)また、欧州議会の最大会派EPPでは、13の政党がFideszの除名を要請。(Fideszは現在、EPPで資格停止中)
今日の見出し(2020.02.19)
オルバーン首相が欧州議会最大会派EPPの指導部に「メモランダム」を送付。EPPは最近左に重心が傾き、勢力も縮小と指摘し、伝統的な右派保守、キリスト教民主主義という原点に立ち戻るべきと唱えました。政府が1月末に採択した新・国家基本教育課程(NAT)について、反対、賛成ともに活発化しています。国はブダペスト市に対して、医療サービスの改善のための補助金支給を開始します。
今日の見出し(2020.02.14)
欧州議会の4会派代表は、次期EU中期予算でEU補助金と加盟国の法支配状況をリンクさせる新メカニズムの導入などを要請する書簡を、ミシェルEU大統領に送付。Fideszが所属するEPPのウェーバー代表も署名しました。GDP(10-12月期)は、4.5%(未調整値)、4.6%(暦・季節調整後)。通年では4.9%。鈍化は示されたものの、予想を上回る伸び率となりました。
今日の見出し(2020.02.04)
ペシュト南部病院によると、週末に湖北省から帰国したハンガリー人7人は、そのベルギー人と同じ飛行機に乗っていましたが、全員症状はなく、またウィルス検査でも陰性でした。ヴァルガ財務相は、企業の負担を軽減するため、地方事業税の内容見直し、簡素化を提案。次回の閣議で提示し、今年中に法改正、来年1月からの施行を目指すとしました。
今日の見出し(2020.01.29)
ハンガリー国内では、インフルエンザの患者数が急上昇。ブダペスト市議会が、カラーチョニ市長の提案していた鎖橋など改修事業の見直しを承認。ブルーカラー賃金が急上昇を続けています。また、本日の雇用統計によれば、失業率(9-12月期)は3.3%に低下。しかし、B労組連合トップによると、製造業では人手不足から、新規採用凍結、雇い止めに変化しています。
今日の見出し(2020.01.22)
欧州議会の最大会派EPPの賢人会議は、ハンガリー与党のFideszを資格停止のまま継続するようトゥスクEPP代表に提案した模様。ドイツ日刊紙FAZが報じました。3人の賢人の間で、Fideszの今後について、排除、資格復帰、中立で分かれたため。Fideszがこれまでの行いを改め、政治的方向を修正するまで資格停止を提案。
今日の見出し(2020.01.21)
ハンガリー政府は、EUの2050年排出ゼロ目標達成には原子力発電の推進が必要不可欠という立場で、ここ数か月、力強く旗を振っています。しかし、単に旗を振るだけではなく、本日は、外国人に奨学金を給付して原発専門家の育成プログラムを行うこと、ゆくゆくは「パクシ原子力アカデミー」を設立することを明らかにしました。
今日の見出し(2019.11.21)
欧州議会の最大会派EPPの昨日の党大会では、トゥスクEU大統領(ポーランド元首相)が党首に選出されました。トゥスク氏は、EUの価値を守り抜くため、ポピュリスト(大衆迎合主義者)や独裁的な者とは徹底的に戦う意欲を表明。名指しこそしなかったものの、ハンガリー与党のFidesz、オルバーン首相らを暗に示していることは明白でした。
今日の見出し(2019.06.13)
オルバーン首相は、欧州議会会派EPPの賢人委員会に対して、国内の民主主義や法支配の状況は心配することは何もないと説明する手紙を送付。
ハンガリー裁判所の独立性については、憲法(基本法)で保証されているとしました。CEUについては、ウィーンへの移管はCEU自らが決めたことで、政府はなんの強制もしていないとしました。
ハンガリーで、メディアのニュースを信頼しているとした人はわずかに28%に留まりました。
今日の見出し(2019.06.05)
欧州議会の最大会派EPP(欧州人民党グループ、中道右派)は5日、選挙後の初の結成会合を開き、ウェーバー氏(ドイツCSU、46歳)を会派代表に再選。ハンガリー与党FideszはEPPに残るとともに、ウェーバー氏を支持。政府は、公開情報範囲の縮小につながる関連法改正案を提出。
今日の見出し(2019.05.09)
全国裁判所庁(OBH)の活動内容を評価する評議会が、ハンド―OBH長官の解任要求手続きを開始。評議会はかねてからハンド―長官に批判的でしたが、解任要求手続きを開始するのは今回が初めて。ハンド―氏と欧州議員の夫は、オルバーン首相とは学生時代からの仲。
2019年版国内の富豪トップ100人(推定総資産ベース)では、オルバーン首相の長女の夫ティボルツ・イシュトヴァ―ン氏が32位で、初めてリスト入り。総資産は350億フォリント。トップ100の中では32歳と最年少でした。
今日の見出し(2019.05.03)
オルバーン首相は5月13日、トランプ米大統領の招待によりワシントンを実務訪問し、大統領と会談します。両者の会談は、トランプ氏就任以来、初めてになります。
オルバーン首相は昨日、イタリアのサルヴィーニ内相と会談。会談後の記者会見では、欧州議会選挙後にはEPP(欧州人民党グループ)は、より右側の勢力と協力すべきとし、例として同内相が率いる新勢力「人民と国家の欧州同盟 (EAPN)」を挙げました。