今日の見出し(2019.06.13)

オルバーン首相は、欧州議会会派EPPの賢人委員会に対して、国内の民主主義や法支配の状況は心配することは何もないと説明する手紙を送付。
ハンガリー裁判所の独立性については、憲法(基本法)で保証されているとしました。CEUについては、ウィーンへの移管はCEU自らが決めたことで、政府はなんの強制もしていないとしました。
ハンガリーで、メディアのニュースを信頼しているとした人はわずかに28%に留まりました。

今日の見出し(2019.06.12)

大型旅客船Viking Sigynのウクライナ人船長が本日、1500万Ftを支払い保釈されました。オルバーン首相と緊密な実業家メーサーロシュ氏の事業膨張ぶりが続きます。毎日のように、同氏や一族が支配する会社による、企業買収や公共事業受注のニュースが流れる状況。
本日は、ブダペスト・ベオグラード間の鉄道線路近代化の超大型事業で受注したことが正式に発表されました。

今日の見出し(2019.06.11)

ドナウ川船衝突事故で沈没したHableány号(ハブレアーニ、マーメイドの意味)は、今朝から引き揚げ作業が始まり、正午過ぎに艀(はしけ)に載せられました。作業途中に船が真ん中から真っ二つに割れる心配がされていましたが、そのままの形で引き揚げに成功しました。
警察によると、船体から4人の遺体を発見。身元確認中ながらも、1人はハンガリー人船長、もう1人は唯一のこども、6歳の女の子のようだとしました。

今日の見出し(2019.06.07)

ハンガリーとルーマニアの間で、トランシルバニアにある戦没者慰霊墓地を巡り、緊張が増しています。この墓地には、第一次世界大戦時のオーストリア・ハンガリー兵士が埋葬されているものの、最近、同じ場所に近隣村がルーマニア兵の墓石を建て対立が続いています。5月の消費者物価指数は前年同月比+3.9%と7年来の高水準が続きます。コアインフレは4.0%と、4月の3.8%からさらに上昇。

今日の見出し(2019.06.04)

ドナウ川の船衝突事故関連では、昨日、本日で合計3人の遺体が発見され、死亡は合計10人に。(対テロ統括本部TEK発表)欧州議会選挙での結果を受け、財務省は、2020年度予算法案を国会に提出。①家族への支援、②EU経済減速の中での高成長下支え、③減税政策の維持、④安全、の4つの柱をもとに編成しました。例年通り、夏休み前の成立を図ります。

今日の見出し(2019.06.03)

ドナウ川の船衝突事故関連では、川の水位が週末ピークを迎え、低下開始。本日、ダイバーらが沈没した船への到達を試みるとも報じられています。
捜索当局によると、沈没した船の引き上げは、吊上げ重量200トンまで可能なクレーンが行うことになります。しかし、川の水位がまだ高すぎて橋の下に収まらないため、クレーン到着は数日後になるとのこと。
5月の乗用車新車登録台数は、14,207台と、前年から10.4%増加。

今日の見出し(2019.05.31)

オルバーン首相は、本日の定例ラジオインタビューで、昨日発表の13項目から成る景気下支え策について説明。2つある目的のうち1つは、「ブリュッセル」による措置が及ぼすハンガリー経済への悪影響に対抗するため、としました。
また、次期欧州委員長候補の人選では、V4で統一することを示唆。ドナウ川の船衝突事故では、依然として韓国人観光客ら21人が行方不明です。

今日の見出し(2019.05.30)

政府は、内外から批判が大きかった行政裁判所の開始を無期限で延期することを決定しました。
注目される欧州委員会の次期委員長候補の人選。グヤーシュ首相府相は本日、ダークホースとして急浮上しているバルニエ氏(英国のEU離脱でのEU側主席交渉担当官)も「ありうる」としました。
ドナウ川の船転覆事故では、依然として韓国人観光客ら21人が行方不明。